褒めてくれる人の言葉。

今日から実践!子育てにつかえる言葉集

なかなかやるね!

参考書子どもの成長には、いつでも自分を見て、褒めてくれる人が必要です。でも、いつもそばにいて、同じように褒めてくれる人の言葉は、時としてうれしいながらも、当たり前になってしまいがちです。
褒めてもらえなければ寂しいのですが、“特別なこと”としての喜びはなくなってしまうのです。それに対して、いつもは、あまり褒めてくれない人からのちょっとした言葉は、相当な重みを持って心に届いていきます。
例えば、いつも仕事が忙しくて、あまり接点のないお父さんから、「へー、意外とやるな!」 こんな言葉をかけてもらえれば、そのときは、照れくさくてなにも言わないかもしれませんが、きっと後から、じわじわとうれしさがこみ上げてくることでしょう。これはすごいな、と思ったそのときに、いつもの威厳をちょっとだけ捨てて、
「ふ~ん、しばらく見ないうちに、ずいぶんできるようになったな」
「お前、なかなかやるな・・・・」
普段とは違う褒め言葉を、ちょっとだけかけてみてください。短い言葉で構いません。その先には、理由も説明もいりません。
ただ、ぽつりと、気持ちを表現した、そんな短い一言が、かえって子どもの心に残っていくのです。 期待をしていなかった人から認められた、気がついてもらえた、という思いは、さらなるやる気につながっていきます。
子供が一生懸命難問に向き合っているとき、「こんな難しい問題解くようになったんだ、なかなかやるな」。毎日の塾に加え、日曜日の公開模試が入ってきたところに、「ずいぶん忙しくなってきたのに、波に乗ってやっているな。大したもんだ」。普通聞けない褒め言葉は、とてもうれしいことでしょう。