~見えないサポート~


【マザカレ・メンバーズ通信】vol.84

 ~見えないサポート~


マザーカレッジ主宰 江藤 真規

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みなさん、こんにちは。江藤真規です。
いつもマザカレ・メンバーズ通信をご購読下さりありがとうございます。



ゴールデンウィークです。
季節も最高!
特別な宿題もそれほど出ないGW、
皆様はいつもより、少しだけゆったりとした気分を
味わっていらっしゃるのではないでしょうか。


さて、最近の私は、というと…、
ひたすら時間があれば勉強をしています。

私にとっての勉強とは、本を読むこと。

この1ヶ月で、10冊以上の本を読みました。


これが不思議なもので、
最初は一冊読むのに、それなりの時間がかかっていたのですが、

だんだんと慣れ、速くなり、
特別な速読などをやっているわけではないのですが、

かなり、、
短い時間で一冊を読めるようになりました。


そうなると、読書!と改まらなくても、
隙間時間でサクサクと読めるようになり、


今までは、どうせ3駅だから、、、と
メールなどをしながら、時間をつぶしていた
オフィスへの通勤時間も、
本を読むことに使えるようになりました。


たった3駅、7~8分の乗車時間でも
かなり集中して読めるのです!


短い時間も使いようですね。



さて、今日は最近読んだ本で、とても感動したものを
一冊ご紹介したいと思います。



大村はま(著)
『教えるということ』(ちくま学芸文庫)
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教師歴半世紀以上、という
大ベテランの大村はま先生。

ご存知の方も多いのではないでしょうか。


教師の在り方、子どもの育み方などを
長年にわたる貴重な経験に基づいて、
お話しくださっている一冊です。
(特にこれから教師を目指す方、教育関係の方々にはお勧めです)



学校の先生って、こんなにも
温かく子どもたちの成長を願ってくださっているんだ…。


こんなにも教師の仕事とは、
多様性に富み、複雑で、大変な仕事なんだ…。



まさしく専門職。


そして、先生方がいかに
より良き教育を目指して、日々学んでくださっているのか、
と言うことがわかり、


感動で心が熱くなる一冊でした。



さて、この本の中で特に私が感動した一説が
「仏様の指」という章にでてくる一説です。



内容を少し紹介させていただきますと、、、
 :大村はま『教えるということ』(ちくま学芸文庫)より


=====
あるとき、仏様の前を重たい荷車を押した若者が通り、
ぬかるみにはまって動けなくなってしまった。

一生懸命、そのぬかるみから、抜け出そうと
その男は必死になって、荷車を押すけれど、
なかなか抜け出すことができない。

それを見ていた仏様は
見るに見かねて、その荷車に指をそっと近づけてくださった。


そうすると、その荷車はすっとぬかるみから抜け出ることができ、
男は大喜びで、再び前に進んでいった、、、と言うお話し。


男には、仏様の存在は見えておらず、
仏様の指の力もわかっていない。

自分が頑張ったからぬかるみから抜け出すことができたのだ、思い込み、
大きな自信をもったそうだ。
=====




大村先生曰く、
この話に出てくる仏様の在り方は、
教師の役割に似ている、と…。


相手には気づかれないように、ちょっとだけ導いてあげる。
次の段階に進めるように、ちょっとだけ手伝けしてあげる。


「相手に見えないところでのサポート」をする部分です。



もしもこの時、仏様が


「私が手伝ってあげましょう」、とか
「今、動けたのは私がサポートしたからですよ」、などと言ってしまっては、


男は仏様に心から感謝するでしょうが、
でもその先には、特別な成長はない…。

「よかった、よかった、助かった」
と思うばかりでしょう。


でも見えないサポートの場合、


男は自分が頑張ったから、荷車を動かすことができたんだ、
と思うことができ

「できた!」という気持ちが大きな自信、
次なる力につながっていく。

そして、これこそが教師の役割と同じなのではないか、
ということが、本には書かれていました。




これを読んで、私は
「教師の役割と、親の役割ってとても似ている!」
と思いました


子どもが何かできずに困っていて、
見かねてサポートをしてあげる、という状況、
よくありますよね。

そんなとき


「ほら、ママの言った通りにすればできるでしょう!」


「ほら、ママが手伝ってあげたからできた」


「こうやってやればいいのよ」


私たち親は、ついついこんなことを言ってしまいがちですが、
それを言われた子どもは、いったいどんな気持ちになるでしょうか。


ここで親の力を見せつける事には、あまり意味がありません。


それよりも、

自分が手助けをした、ということを
子どもに気付慣れないように…、


「さっと誘導してあげる」、

「ちょこっと陰で支えてあげる」、


子ども自身に
「自分が頑張ったからできた!」、と思わせてあげる事、


これこそが次なる成長につながるのではないか、、、と思うのです。



もちろん場合によりけりではありますが、


いつもいつもお母さんの力を知らしめているばかりでは、
こどもは委縮してしまうか、
親に頼って任せておけばいい、と思ってしまうかもしれませんものね!



子どもを育むとは、
なんて奥深いことなのでしょうか。。。




さて、連休はまだまだ続きます。


残りの3日間も、私はできるだけ多くの本を読もうと思っています。


読書で世界が広がります。

皆さんもお子様と一緒に
楽しく読書タイムなどいかがでしょうか。

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【江藤真規が答えます】
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