中学受験を考えている小4の息子の母です。
新4年生から塾に通っているのですが、息子がやめたいと言い出しました
。理由を聞くと、「先生がすぐに怒るから怖い」と言います。更に最近は、「僕にだけ怒る」とも言います。塾にはまだ相談していません。
「先生は○○君に期待しているんだね」
子どもはいろいろなことを言います。塾通いや宿題に疲れが出てくると、その現状から逃げ出したくなり、「やめたい」ということもよくあります。
親としては、その「やめたい」がどの程度深刻なのかを、まずは見極める必要があるでしょう。もしも体調や食欲に変化が表れるほどならば、すぐに先生に相談し対策を考えなければなりません。
一方、甘えやわがままから「やめたい」と言っているように感じる場合には、子どもの言葉に振り回されることなく、現状を良い方向に向けていく努力が必要です。
今回のケースが深刻ではない「やめたい」だとしたならば、先生の言葉の本当の意味を考えさせてみることが良いでしょう。口調にはその人なりの癖があります。家庭で聞き慣れていない口調で何かを言われると、例えば声が大きいだけでも怒られていると感じてしまうこともあるくらいです。
「先生は本当に怒っているのかな」、「先生は○○君に何を伝えたいんだろう」、「先生はきっと○○君に期待しているんだね」と会話を進め、先生は期待をしているからこそ、言葉をかけてくれているんだという認識に置き換えてみてはいかがでしょうか。
そして、その後も「怖い」が続く場合には、塾に相談してみるのがいいでしょう。
思うようにならないのが子育てです。
思うようにならないから、私達は圧力をかけて何とかしようとするのですが、
ちょっと視点を変えてみませんか?
「私が言っていることはどの用に伝わっているのだろう…」
こんな風に視点を変えてみると、子どもの気持ちが感じ取れるようになります。
子どもの気持ちを感じとったところで、今度は伝わる言葉を考えてみましょう。
伝わる言葉、それは、子ども自身が考えるきっかけとなる言葉です。
自分で考えたことは、自分の意思となり、自分の気持ちを動かしていきます。
「気づきを与えるきっかけとなる言葉」「子どもが考えるきっかけとなる言葉」
を子育てにありがちな悩みと共にご紹介していきます!