マザーカレッジ終了後インタビュー
実践!子育てコーチング!子育てに使える言葉集|よりよい子育てを学ぶ「マザーカレッジ」

子育てコーチング

- Preface -
マザーカレッジは学びの場。出逢いの場。そして自分らしい人生を構築する場♫
マザーカレッジの受講をきっかけに
お子さんとのコミュニケーションはもちろんのこと
ご自身の人生にも素敵な変化を起こしていらっしゃる受講生の皆さん!

受講後にどのような「新しさ」に出逢われたのか
リアルなお声をご紹介していきます♫

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VOL.7






塾講師として、母親の気持ちに寄り添うために


江藤
はじめに「マザーカレッジ」受講に至った経緯を伺います。


杉原
3、4年ほど前になりますでしょうか。江藤先生がご登壇された塾関係者向けのセミナーに参加をし、その時に「マザーカレッジ」の存在を知り、強く興味をいだいたのがキッカケです。


江藤
具体的には、どのようなところに惹かれたのでしょうか。


杉原
大きく2つ、あります。お話を聞いていくうちに、自分自身が新人の頃、保護者対応にかなり頭を悩ませた時期があったことを思い出しました。当時の私は、若くて独身。子どももおりませんでしたから、塾で接する親御さんたちの気持ちに「寄り添う」ということが、とても難しく感じられたのです。もちろん、それは今でも決して容易ではありません。お母さんたちのリアルな気持ちを知ることで塾講師としてよりよいかたちでのサポートが実現できるようになるのではないか、という期待が1つ。もう1つは、私は現在塾をいくつか経営しているのですが、マザーカレッジでの学びが、きっと弊社の若手スタッフ育成にも役立つのではないか、という予感がしたからです。


自身の変化は、職場だけでなく家庭でも


江藤
そうでしたか。それで、セミナー終了後にお声がけくださったのですね。


杉原
……ただ、そんなことを言いながら、実は「マザーカレッジ」を受講してからの自分の変化は、職場よりも先に家庭で起こりました。


江藤
ご自身のお子様に対して、ということですね。


杉原
はい。どのように気持ちを表現すれば、子どもにもきちんと届くか、という部分をよく考えられるようになりました。例えば、2階にいる子どもに対して声をかけるとき、以前は階段下から大きな声で呼びかけていたのですが、受講後は必ず部屋まで足を運んで声をかけるようになりました。なぜなら、そうすることでお互いに嫌な感情を抱くことが、絶対にないからです。


江藤
些細なことでも、そうするだけで「お互いに嫌な感情にならない」というのは、おもしろいですね。指導歴も長く、子育て経験も豊富な杉原先生であっても、受講をキッカケに改めて「伝える」ことに再度、焦点を合わされたのですね。
「共感」したら、保護者面談の質が変わった


杉原
もともとの目的であった保護者対応に関しても、成長できたと思っています。


江藤
ぜひ、エピソードをお聞かせください。


杉原
お悩みを抱える保護者の方に、言葉はそのままですが「寄り添う」ことができるようになりました。例えば、相槌ひとつとっても「そうなのですね」とか「そういうことでお悩みのお母さん、多いんですよ」とか「皆さん、そうおっしゃっています」とか、そういった共感や受け止めのワードを対話のなかにスムーズに取り入れられるようになりました。


江藤
以前は、そういうことはあまり口にしなかったのですか。


杉原
はい。若い頃は、口をひらけば自分の理想を語るばかりでした(苦笑)。


江藤
まず共感して、受け止めることができるようになると、その後のコミュニケーションにも変化が訪れたのではないですか?


杉原
そうですね。以前と比較して、お母さんたちが胸のうちを明かしてくれるようになりました。色々な話ができるようになったので、保護者面談にも充実感を得られるようになりました。


江藤
ほかのスタッフの方々も、同じような変化を感じ取っていらっしゃるのでしょうか。


杉原
塾全体で見ても、コミュニケーション能力が上がってきたと自負しております。


男性の積極的な育児参加を、応援したい


江藤
現在は、塾の経営のほかにも「マザーカレッジ」での学びを生かした活動をされているのでしょうか。


杉原
はい。昨年から、塾生の保護者に限らず、一般の大人向けのセミナーを開催し始めています。お話しする内容の大枠は「学びの基礎」についてです。私は今、3つの方向に興味を抱いているのですが、1つは五感のなかの得意を生かした学び、もう1つは塾に頼らない学びの実現、最後の1つは男性の育児参加についてです。


江藤
男性の育児参加、ですか。


杉原
個人的な見解なのですが、「イクメン」という言葉に辟易しておりまして……(苦笑)。親なのだから育児をして当たり前だろう、と思うわけです。私自身、たまたま学習塾に身を置いている立場ですので、ほかの父親と比較すると、子どもとの関わり方、その度合いが全く違うんです。土日に子どもと公園でキャッチボールをすることはできないけれど、毎日必ず朝ごはんを一緒に食べたり、学校へ送り出したり、授業参観は皆勤……などなど、どちらかというとお母さん的なお父さんなのですね。


江藤
日常生活に参加されているのですね。


杉原
そうなのです。だけど、これで「自分はエラいだろ!」と言いたいわけではなくて、もっと子どもと関わりたい気持ちはあるのに、実際問題、時間がないし、かといって時間があったところでどのように接したらいいのかがわからない、というお父さんもいるのではないかと思うんです。そういったところで、お母さんの気持ちもほんの少しだけわかる立場として、お父さんの架け橋になれたら、という思いがあって活動に生かし始めています。


江藤
塾の先生は、夜も遅いし土日もお仕事が基本です。子どもと接する時間なんてない、というのが一般論だと思うのですが、視点を変えるとたくさんの時間を育児に費やせるのですね。今回は、ありがとうございました。