マザーカレッジ終了後インタビュー
実践!子育てコーチング!子育てに使える言葉集|よりよい子育てを学ぶ「マザーカレッジ」

子育てコーチング

- Preface -
マザーカレッジは学びの場。出逢いの場。そして自分らしい人生を構築する場♫
マザーカレッジの受講をきっかけに
お子さんとのコミュニケーションはもちろんのこと
ご自身の人生にも素敵な変化を起こしていらっしゃる受講生の皆さん!

受講後にどのような「新しさ」に出逢われたのか
リアルなお声をご紹介していきます♫

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VOL.2
認定講師 奥 真由美






表情の暗いお母さんと、主体性のない子どもたち


江藤
マザーカレッジ受講のキッカケから教えてください。


学習塾を18年やってきたキャリアのなかで、子どもたちやお母さんたちの様子に対して、疑問や不安を抱き始めたことがキッカケです。
お母さんたちの表情がやや暗ということと自分らしい姿を見られないことが気にかかり、そのことが子どもたちにも影響を及ぼしているのではないかと、長年子どもたちをお預かりしているなかで感じていました。


江藤
子どもの変化とお母さんの変化、どちらが先に目につきましたか。


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子どもたち、かもしれません。
私たちが暮らすエリアは都会ではありませんが、おじいさんやおばあさんがサポートしてくれたり、自家用車での移動が中心だったりと恵まれた状況があります。
それゆえ子どもたちが主体的に動かなくとも生活が回る、というのでしょうか。
問題意識があまりなかったり、何かを積極的に考えようとする姿勢が見られなかったり、ワガママで我慢できずすぐに誰かに頼ろうとしたり、言葉で伝えるなどのコミュニケーションがうまく取れなかったり…というように挙げればキリがないのですが。
普段の生活のなかで親はどのような関わりや対応をしていてどう感じているのかと疑問を抱くようになったのが経緯ですね。



江藤
そこから親御さんに目を向けたところ、かつての在り方と違う印象を受けた、と。


そうですね。

子どもを「信じて見守る」とか「待つこと」ができず、すぐにやってあげてしまう、先回りしてしまう、良かれと思って手を出す場面がとても目につきました。
それによって子どもが自分で考えて工夫するというチャンスが失われているのだなと気付きました。
自分の子どもには「苦労させたくない」や「失敗させたくない」といったお母さんに、それでは子どもの「生きる力」は育たないと伝えたい気持ちが強くありましたし。

「自分の失敗経験を活かした親子コーチングを伝えたい」


江藤
そうでしたか。
講座を半年間、受講するなかで起きた変化はありましたか?


ありました。
マザーカレッジを受講すると同時にキャリア教育のコーディネーター資格の勉強も始めていたのですが、双方からたくさんの学びを得ました。
なかでも大きかったことは、課題に向き合う姿勢が大事だということです。答えのないものをどのように追究していくか、という部分はマザーカレッジでもキャリア教育でも共通していた部分です。
私にとってとても深い学びでしたし、気付きも多くありました。


江藤
課題への向き合い方、ですね。


また自分自身、母親として子育ては終わりの時期にありましたが、マザーカレッジを受講する度に自分の言動を振り返っては「ああすればよかったな」とか「こうしてあげたらよかったのか」という想いが大きくなっていきました。
それまで自分自身を振り返ることなんてなかったでしたし、そこから得る気付きも多かったです。
なのでもっと深く学びたいと思いましたし、自分の失敗経験を活かした親子コーチング学を学習塾へいらっしゃる子育て真っ只中のお母さんたちにも伝えていきたいと思うようになりました。



江藤
奥先生、ご自身にも「自分と向き合う」という変化もあったのですね。


はい。
そうすることで夫や子どもに対する関わり方においても、自分を俯瞰してみられるようになりました。
それは私の財産になったなと感じている部分です。
「引き出す」ことを意識したら、お母さんの顔が明るくなった。


江藤
学習塾に通う子どもやお母さんたちとの関係性には、どのような変化が見られましたか。


マザーカレッジで学んだ「引き出す」ことを意識して関わるようになったのですが、それまでは自分主体で「ティーチング=教える」というスタンスで相手に伝えようとしてきたましたが、「コーチング=引き出す」つまり「まず聴いてあげる」といった相手主体になることで見えてくることの大きさを改めて感じました。
課題に対して受け身ではなく、主体的に学ぶ「アクティブラーニング」の方法はまさに「コーチング」にあったことに私自身気づくことができたのです。
振り返ってみると生徒や保護者との面談でも、塾長として伝えることばかりで、相手の気持ちや想いに耳を傾けることができていなかったと反省しています。


江藤
「引き出す」ことを意識して関わることで、たくさんのことが聞けるようになりましたか?


はい。
それまで私がいかに聞いてあげてこなかったのかを痛感するくらい、いろいろなことを話してくださるようになりました。すると伝えられる喜びを感じるのでしょうか、お母さんの表情や態度が変わってきて、それが子どもにも伝わるのか子どもの表情や態度も次第に変わっていきました。
満足するまでお話をしてもらった後のスッキリとした満足そうなお顔を見る瞬間が、私自身にとっても最高に充実感を感じる瞬間です。

一人の人間として地域貢献を主軸に秋田の女性と子どもの視野拡大に向けて


江藤
変化が見てとれたのですね。
取得した資格を活かして、現在はどのような活動をしていますか。
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地域のなかでキャリア教育を通して子どもや大人が学べる機会を作りたいと思い、来年2月に隣街で「地域未来フォーラム」を行う予定です。
自分たちが暮らす地域を見つめて活性化のためには何が必要か、あるいは今どのような問題があってそれを解決するにはどうしたらいいのか、ということを考える会です。地域の企業経営者やそこに暮らす大人たち、大学生から中学生といろいろな年代の方を集めて意見を交え、ひとつの方向性を見つけていくイベントとして企画しています。


江藤
すばらしい企画です。


それからお母さんたちの語り場として「プライムカフェ」と名づけてコーヒーを飲みながら、ざっくばらんにいろいろなことを語る場も企画しています。
そこにアロマの先生や理学療法士の方をお呼びしてワークショップを盛り込んだりとか、お母さんたちの興味を惹くような催しとしていきたいと思っています。


江藤
いいですね。
未来会議やプライムカフェに、マザーカレッジで学んだコーチング学がどのように活かされていますか?


それぞれがもっている考えや意見、なかには愚痴や不満もあると思うのですが、そういったものを言葉として吐き出してもらう。
これも「引き出す」ですよね。そうして出てきたさまざまな意見を基に、同じ空間に居合わせた人たち同士で気付き、学び、新たな考えを導き出す。
そういう部分に活きていると感じています。プライムカフェに参加されたお母さんたちからも「こういう場があって嬉しい」というお声をいただいていますし、実は私自身にとっても学んだコーチングを実践的に活かせる場として大切な空間になっているんですよ。


江藤
実践していかないと、どうしても忘れてしまいますからね。


同時に1対1のコーチングセッションも、募集して数名の方に継続して行っているところです。
対象は女性で働くなかでの悩みや、子育てにおける相談などが中心です。


江藤
そうでしたか!「引き出す」というコーチングスキルがさまざまな活動において役立っているのですね。
奥先生、大活躍ですね。


ありがとうございます。
地域にいらっしゃる方への寄り添い方といいますか、暮らしのお手伝いといいますか。
そういった方向性でコーチングスキルを使えていったらいいな、と考えています。


江藤
この先に向けての抱負は、ありますか?


私はやはり、暮らす秋田の地域性を大切にしていきたいです。

この地域には良い点も悪い点もありますが、それをほかの地域、あるいは都市部とのコミュニケーションの場を作ることで改めて見直すようなこともしていきたいです。
また、活動をはじめてからのご縁で素晴らしい女性たちとたくさん出会うことができました。
そういった女性たちのお話を、例えば悩みをかかえるお母さんたちに届ける場、ひいては人と人とをつなげる場を作ることでそれぞれの視野を広げるお手伝いなどができたら嬉しいなと思います。


江藤
秋田の女性に着目されているのですね。


そうですね。
秋田の女性たちの視野拡大と自分自身の持ち味や強みを知って、そこから一歩踏み出すためのお手伝いやサポートができたらと考えています。
女性たちのなかにはお母さんも含まれますので、お母さんを通じて子どもたちにも気付きや学びを届けていけたらと考えています。
お母さんが輝けば、必ず子ども達も生き生きと輝くのですから。