マザーカレッジ終了後インタビュー
実践!子育てコーチング!子育てに使える言葉集|よりよい子育てを学ぶ「マザーカレッジ」

子育てコーチング

- Preface -
マザーカレッジは学びの場。出逢いの場。そして自分らしい人生を構築する場♫
マザーカレッジの受講をきっかけに
お子さんとのコミュニケーションはもちろんのこと
ご自身の人生にも素敵な変化を起こしていらっしゃる受講生の皆さん!

受講後にどのような「新しさ」に出逢われたのか
リアルなお声をご紹介していきます♫

pics_20161216
VOL.3
認定講師 藤平 純子






子育ての行き詰まり、教室運営上のコミュニケーション
悩みのなかの自問自答「私に足りないものは何かーー?」


江藤
マザーカレッジ受講のキッカケから教えてください。


藤平
当時、私は子育てに悩んでいました。それと同時に、子ども向けのお教室を開設したばかりで、子どもとのコミュニケーションはもちろんのことご父兄、特にお母さんたちとの信頼関係を築くことの大切さと、その難しさに直面していた頃でもありました。モヤモヤするばかりではなく動かなくてはと考えて傾聴を心がけ、カウンセリングを学び始めたのです。そこで学んだことはお教室の運営にとても役立ったのですが、ふと「まだ足りないものは何か」と考えたときに、 私は受け入れるばかりで相手への語りかけ、メッセージ力、何かを考えていただくための提供が無いことに気がついたのです。


江藤
そうだったのですね。そこからマザーカレッジへ?


pics_20161115_1
藤平
はい。すごくいいタイミングで、まずは1時間のセミナーに参加するキッカケに恵まれました。開始30分で「ここで学べることが山ほどある」と感じたのを覚えています。その日のうちにスケジュールを整えて、受講の旨を連絡しましたね。江藤 傾聴とコーチングの違い、に心惹かれたと。受け入れるだけでは成り立たない関係性というものがあるわけですね。

受け身100%からの脱却
聞いて、受け入れ、投げかける


江藤
受講を通して起こった変化はありましたか?


藤平
まず、自分自身が大きく変わりました。それまでは受け身100%だったのが、お母様方のお話を聞いて、一旦受け入れた上で、そこから自分なりの考えを投げかけるという機会がすごく増えました。考えていただくための投げかけ、というのでしょうか。


江藤
そうしたとき、お相手にはどのような変化が見て取れましたか。


藤平
具体的な言葉が出てくるようになったこと、ですね。私との会話を経て、その先の子育てだったり、色々なことにおける方向性をそれぞれが考えて、実際に見出せるようになったと感じています。お話の最後には必ず「では、いつから行動に移しますか」と問いかけるようにして、考えたことを実行へと繋げられる後押しもしています。

コーチングスキル導入による子どもの変化
主体的に、自立して勉強する目標姿勢に


江藤
お教室の生徒さんの反応は、いかがでしたか。


藤平
たくさんの変化がありました。プリント学習が中心となる子ども向けのお教室は、例えば【算数2枚と国語2枚を終えたら帰宅】といったスタイルで展開しているところがほとんどです。しかし、私は開設当初から【1時間という決められた時間のなかで出来るだけのことをして帰宅】としていました。とはいえ以前はプリントを終えたら時間の経過を待つ、という子が多かったのですが、マザーカレッジでの学びをフィードバックしてからは「これ終わったよ。先生、次は何やろうか」といった発言が子どものほうから出てくるようになりました。


江藤
すばらしいです。


藤平
何を変えたのかというと、1時間という時間枠内を自分でプログラムするようにしたのです。さらに、組み立てたプログラムのなかで【達成できたらどのようないいことがあるか】ということを「ここまでいったら昨日の復習ができるね」「もっといったら明日の予習ができちゃうね」「明日、学校行ったらラッキーだね!」というように、目標になるようなことを言葉がけするようにしました。今では生徒たち自身が、1時間の過ごし方を自分で考えて行動に移しています。主体的に、自立して勉強をするという目標姿勢にだんだんと近づいていることを感じています。



江藤
子どもたちの視点が未来に向くような言葉がけ、ですね。


藤平
はい。でも、まだ小さな子どもたちには、未来といっても遠すぎるのでなるべくイメージしやすい範囲で言葉を投げかけるようにしていました。今これをやったら1時間後はこうなっているよね、というように。その上で節目に開催するパーティーなどでは、あえて1年後のイメージを投げかけたりもしましたね。一方で、中学生に対しては3年後、5年後、10年後といった自分の将来像をイメージさせるよう言葉がけをしています。皆それぞれに、しっかりと自分で考えるようになりましたね。


教室の保護者面談=コーチング
子どもだけでなく、親の気づきも


藤平
あとは保護者面談の際、お母さんと一緒にお子様の目標設定を行うようにしています。目標到達のため必要なことは何か、どのような言葉がけが響くのか、具体的に洗い出すようにしています。


江藤
ご父兄のコーチですね!


藤平
そうですね、面談はコーチングだと思って1時間はとっています。以前は面談といってもた だ聞くだけの時間でしたが、今は聞くに留まらない”ふくらみ”のある時間だと感じています。


江藤
昨今、多く聞かれるお悩みが「わかっているけれど、できない」というものなのですが、目標への道を具体的な行動に落とし込むことで「できない」状況から「できる」状況にすくい上げていらっしゃるのですね。


藤平
つい最近、ひとりのお母様と子どもの学習を妨げる要因を洗い出していたのですが、行き着いたのは「自分自身のストレス」だったのです。もちろん子どものためにできることを探る場ではあるのですが、同時にお母様ご自身の気づきの場にもなれていたらいいなと思っています。

コーチングスキルにより広がる活動の場
子育てセミナー開催、講演会への登壇


江藤
現在は子育てセミナーなども行なっていらっしゃるそうですね。
pics_20161115_2


藤平
お教室のお母様だけでなくお友達なども誘っていただいて、夏休み前や2学期が始まる頃を目安に年2回を目標として開催しています。そこでお伝えするのは、マザーカレッジで学んだ子育てコーチングの考え方です。


江藤
講演会に登壇されることもあるのですよね。


藤平
はい。先日、葛飾区の教育委員会主催の会で先生方と地域の保護者様を対象としたものに参加をしました。聴講されていたのは、お母さんだけでなく女性と男性が半々くらいでした。「褒める」についてお伝えすると同時に、せっかく地域にお住いの方がたくさんいらしていたので、地域で子どもを守る・尊重するということを軸にお話しをさせていただきました。


江藤
子どもを見守る目を増やす、という観点ですか?藤平 そうですね。コミュニケーションの基本である挨拶に始まり、もしも下を向いている子がいたら目を留めてあげるなど「地域の子どもは、みんなの子ども」といった感じのことを提案させていただきました。


「子育てと教育のサポーターでありたい」
5月、悩める親子に”第3の居場所”を開設


江藤
お教室を通して子どもたちと保護者様を指導・教育する傍ら、子育てコーチングのコーチとしても活動されている今、藤平さんは広く「子どもの育ち」に携わっていらっしゃいますね。


藤平
ありがとうございます。私自身、子育てと教育のサポーターでありたいと考えています。住まいの地域を中心にして、より良い豊かな育ちの環境を子どもたちに提供していきたいですね。


江藤
では、最後に今後の具体的な目標をお聞かせください。


藤平
子育てコーチングのスキルを活かして現在の活動の幅を広げていくのをベースとして、コーチングスキルの軸となる傾聴と褒めるということを独自の視点を持ちながらさらに学びを深めていきたいと考えています。もう1つ、この5月から地域活動の一環として念願だったフリースクールに通う子ども、登校拒否中の子ども、そしてその親御さんたちに寄り添う活動が始まります。子どもの苦しみは、あくまで子どもの苦しみであって、お母様にはそれを見守る苦しみがあると思います。私ができることとして、子どもも大人も胸のうちに抱える苦しみを話せる”第3の居場所”を作りたいな、と数年前から考えていたのです。同じような思いをもつ方と巡り合ったことで、今回実際に場所を設けることができるようになったので、社会貢献活動として始めるところです。


江藤
とっても素敵ですね。今回は、ありがとうございました。